開校150周年記念式典のしおり
2023年6月5日 10時18分※ダウンロードに時間がかかる場合があります。
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宣言
明治五年、この国に「邑(むら)に不学の戸なく、家に不学の日となからしめんことを期す」とした学校制度が設けられ、翌明治六年、中山小学校の源流である臨泉小学校が開設された。以来、先人の努力とともに、幾多の校名改称や改築、改修を経ながら、一万人以上の卒業生を輩出してきた。私たちは、中山小学校150年の古き歴史と伝統の下、この豊かな中山の自然と教育力ある地域と充実した教育施設の中で学び育ってきた。そのような中、秦皇山を仰ぐような中山の文化・精神は、伝統として中山川のごとく連綿と受け継がれてきた。
在校生もまた、元気な挨拶や思いやりなどを引き継いでいる。変化の激しい新しい時代にあって、ふるさと・母校を愛し、よき伝統を未来につないでいただくよう願う。
更には、歴史を築かれた先輩方、関係機関、地域の皆様の、末永いお力添え・ご支援を賜りつつ、愛される学校であり続けることを願う。
ここに、私たちは、中山小学校の150年の歴史に、感謝と誇りを抱き、地域とともに躍動する学校として、新たな歴史を刻むべく邁進することを宣言する。
中山小学校開校150周年記念事業実行委員会
記念碑を設置するための基礎工事が始まりました。
中庭の一角に位置を定めて、掘削をします。
連休明けには仕上げをする予定です。
石碑は現在制作中です。
碑文「ふるさとに生きる」は、中山小学校の歴代
の教職員で、地域の方でもある方に揮毫いただいて
います。
ありがとうございました。
朝から、業者様による固定器具の設置がスタートしましたが、お昼頃には、懸垂幕がはためきました。学校と地域の皆様が共有する、ふるさとへの思いの旗印として、学校の発展に一層努めてまいりたいと思います。 【キャッチフレーズ】 未来にはばたけ中山小!! ~150年の歴史と誇りを胸に~ 開校150周年のその時、6月1日までは、あと45日です。 | |
【学校だより令和4年10月26日号より】
臨泉(りんせん)小学校として誕生したのが1873年(明治6年)、今の泉町に学校があったそうです。その後1876年、出渕地区にも出聖小学校が誕生し、1907年(明治40年)には、中山尋常高等小として二つの学校が統合されました。
今からほぼ150年をさかのぼる明治6年というと、明治の草創期、福沢諭吉(ふくざわゆきち)、西郷隆盛(さいごうたかもり)、板垣退助(いたがきたいすけ)らが活躍していた時代です。教育分野では、学校の制度ができつつあった時代となります。
当時、内子町から伊予市までの間では、この臨泉小学校が唯一の学校だったそうです。創立期の校舎は当時の役所を借りて使用し、生徒数は30名、教職員2名との記録が残されています。初代校長は、大興寺の住職でもあった桑原探底(くわばらたんてい)という方です。
その後、大正・昭和中期にかけての校名改称を経て、1966年(昭和41年)頃までに、現在の校章、校歌、校訓が制定されました。千人近くの児童がいた時期もありました。
2005年(平成17年)には、旧中山町立中山小学校、野中小学校、永木小学校が統合され、新生中山小学校としての現在に至ります。
この歴史ある中山小学校は、たくさんの児童を育み、ふるさとや社会において活躍する卒業生を輩出してきました。開校百年記念碑には、「先人の偉業をしのび良き校風の伝承を祈って」と刻まれています。
今後も、先人の思いや伝統を受け継ぎ「ふるさとを愛し、たくましく生きる中山っ子」が育つように取り組んでいきたいと思います。
そして、来年度は、開校150年のお祝いを、児童、保護者、関係の皆様とともに、感謝と希望の気持ちを込めて、誇らしく盛大に実施できれば幸いに思っています。
令和4年9月27日に、第1回実行委員会を開催いたしました。
今後、随時このページにて情報を発信していきます。
ご協力よろしくお願いいたします。