『そっと背中を押してあげられるような人』~人権・同和教育参観日~
2024年9月18日 18時02分今日は、保護者の皆様をはじめ、地域の方々をお迎えして人権・同和教育参観日を開催しました。
先生方は、今日の授業のために試行錯誤を繰り返しながら、一つ一つの言葉や授業展開を確認し、研修を積み上げてきました。学級担任の先生方から、皆さんの心に、どんな気持ちが届いたでしょうか。みんなの授業を受けている姿勢や眼差し、そして発言や振り返りを見ながら、正しい知識や理解をもって身の回りの不合理な差別や偏見に気付き、差別を解消するための強い気持ちを感じました。これからも、自らのくらしや生き方の中で、直感的に感受し、共感的に受け止め、行動に移せる人になってほしいと思います。今日は・・・みんなの眼差しを見ながら未来を感じた1日になりました。
また、講演会では、講師として、元バスケットボール日本代表の大野 加壽子(おおの かずこ)様をお迎えして、「あかるく すなおに ひたむきに」と題して御講演していただきました。御自身の生い立ちや、バスケットボールでオリンピック出場に至るまでのこと、その後のコーチング人生、そして子育ての体験談を通して、心に染みる話をしていただきました。私たちも、大野さんのように、これからも人との出会いを大切にし、相手の気持ちを考え、みんなの気持ちが温かくなる「心の振動」(触れ合い)の言葉を大切にし、学校の仲間や、家族の思いに、『そっと背中を押してあげられるような人』になっていきましょう。大野様、本日はお忙しい中、中山小学校のために熱い思いをお話していただき、誠にありがとうございました。
ご参加いただいた保護者の方々ならびに地域の皆様、本日は、お忙しい中、ご参加ありがとうござました。貴重なご意見をお寄せいただいたこと、心より感謝申し上げます。まだまだ道半ばですが、引き続き、教職員で力を合わせて、より一層、人権・同和教育の充実を図り、人権意識・人権高揚の視点に立った授業に努め、子どもたちの心の成長につなげてまいります。引き続き、よろしくお願いいたします。
「どんなに強い雨が降ろうが どんなに厚い雲が覆うが その向こうにはいつも太陽がある」