『想定にとらわれるな』~避難訓練~
2024年9月5日 16時50分今日は、避難訓練を行いました。今回は地震発生から土砂災害が発生したことを想定した訓練でした。みんな、真剣に取り組み、慌てることなく迅速に運動場に避難しましたが、すぐに土砂災害の発生を想定して、南校舎屋上に避難する訓練を行いました。
夏休み中は、南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)が出され、大きな揺れが想定され、油断できない状況が続いていました。これからも、いざという時のために、「心の準備」、「ものの準備」、家族との「連絡の準備」を確認しましょう。
ところで、皆さんも御存知の通り東日本大震災では、多くの命が震災の犠牲となりました。しかし、岩手県釜石市では登校していた全ての小・中学生が全員無事に避難し、近隣の幼稚園児や保育園児からも犠牲者が 一人も出ませんでした。このことを、「釜石の奇跡」と呼んでいます。彼らが、日頃から徹底してきた避難の原則の一つ『想定にとらわれるな』という言葉があります。私たち中小も、この言葉を大切に、一人一人の命を大切にするために、避難の際には最善を尽くし、進んで行動できる中小生でいてほしいと思います。
【追伸】
本日から、学校支援ボランティアの読み聞かせ指導も始まりました。これからも、みなさんには、本の楽しさ、そして本との出会いを大切にしてほしいと思います。読み聞かせ担当の方々におかれましては、二学期も御迷惑をお掛けいたしますが、引き続き御指導よろしくお願いいたします。