2022年度中山小学校日記

9月8日 中山行進曲

2022年9月8日 11時49分

 運動会の種目の一つに、高学年が演じる「中山行進曲」があります。

 昔からの演目で、中山小学校の伝統として受け継がれているものです。

 中山行進曲は、明治34年(1901年:今から121年前)に、当時教員であった妻鳥曉太郎氏によって作詞作曲され、その時の運動会の行進(今のマスゲーム)で歌われたのが最初と言われています。

 中山小学校の卒業生なら必ずと言っていいほど、旗を振り歌いながら行進をした思い出があることと思います。

 今年の、子どもたちはどのような中山行進曲を演じてくれるのか、楽しみです。

【歌詞】9番まであります。 

    その時代に合わせて歌詞に修正が加えられたこともあります

    が、現在は原曲が歌われています。

一 愛媛の県 伊予郡

   その郡南に 来ても見よ

   人口八千有五百

  戸数は 一千二百余戸

  開け行くよの 中山は

   これ我が町ぞ 我が里ぞ 

二 北は上灘 佐礼谷や

  東は砥部町 広田村

  西と南は 喜多郡

  満穂 立川 大瀬村

  隣れる里の 多くして

  往き来の人は 又繁し 

三 言うなかれ

  山間へきしゅうと

   海をさることわずか二里

   町の栄えは 国の富

  世におくれじと 励む身に

    時な 尊し 違えそと

  サイレン響く 町役場

四 天に恵まれ 人励み

  日本一と知られたる

  中山栗の 名産地

  炭材木と 名も高く

     筍煙草と 数えれば

  積み出す物に 限無し

 五 四季の眺も うるわしく

  春は つつじの 大興寺

  夏は 蛍火 夕河鹿

  月澄み渡る 浄光寺

  すだく虫の音 雲の山

  月雪花の 楽園地 

六  烏帽子 藤縄 永田なる

   三つの宮居 神さびて

   千歳の紫雲 たなびくは

     大山積の 大社

  川崎神社は 文学の

  神菅公ぞ おわします

七 源冠者範頼は

    昔語りに 夜は更けて

  ほのぼの明ける 蒲山や

  夕日映えある 伊福城

  合田天山 垣生城址

  英雄 墓は 苔むしぬ 

八 遠き歴史の あと問えば

  紀元一千四百年

  天平勝宝の 其の昔

  行基菩薩が済土の地

  尊き法の 鐘の音や

  菩提樹茂る 盛景寺 

九 幾代の春を 迎えても

  揺がぬ空の 雲晴れて

  げに尊きは はたご山

  御代の栄えの 嬉しさに

  いざや励まん 国のため

  いざや励まん 町のため



 中山行進曲

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【歌詞が刻まれた石碑】(中山小駐車場) 

【昔の中山行進曲の様子】【最近の中山行進曲の様子】