『心に刻んで』~総合的な学習の時間5・6年生~
2025年10月29日 17時32分5・6年生は、総合的な学習の時間の一環として、「平和学習会」を行いました。今回は、学校運営協議会地域コーディネーターの仙波さんの御紹介で、佐礼谷地区から、上岡さん・松浦さんをお招きして、佐礼谷地区の今年100歳を迎えられる武智さんから聞き取った話や紙芝居を通して、松山大空襲の様子や中山地区にまつわる紙芝居「一杯のお茶」を利用して、当時の状況を丁寧に語ってくださいました。空襲の恐ろしさ、家族や友人を失う悲しみ、そして、捕虜された米兵を思いやる気持ちを忘れなかった中山の人々の姿など・・・みんな、真剣な眼差しで聴いていました。お話の最後に、上岡さんから、「二度とあのような悲しい思いをする人が出ないように」受け継いでいってほしいと語られました。学習後、みんなから、「今の平和がどれだけありがたいか。」「世界で起こっている戦争・・・自分たちにできることとは何だろう。」などの感想がありました。今回の学習を通して、命の尊さ、そして平和を守ることの大切さを、一人一人が『心に刻んで』いました。上岡さん・松浦さん、貴重な時間をありがとうございました。