『自分たちの地域における防災訓練』~中山地域自主防災訓練~
2024年11月25日 15時03分昨日、中小の体育館・運動場を利用して、中山地域自主防災訓練が行われ、地域の方々が、たくさん参加しました。消防署員の方々から説明を受けながら、初期消火訓練、消火栓を利用した消火訓練、濃煙体験、防災倉庫の中身と使用方法、炊き出しの訓練に参加しながら、いざという時を想定しての訓練を行っていました。また、能登半島地震における短期派遣の一員として派遣された公民館主事 難波さん からの復興の現状と支援経験された話では、発生から約2ヶ月経った中での派遣であったようですが、道路の陥没が多く、倒壊や損壊している建物が町のあちこちにあり、手つかずのまま日々が続いていることを、目の当たりにしたようです。また、そんな中、職員の方々は自らも被災者であり、相当の心労を抱えていたにも関わらず、それでも、全国の派遣職員を笑顔で迎え入れ、業務に当たっていた姿は、今でも忘れられない光景のようでした。私たち中山も、南海トラフ地震が発生すれば、山間部のため、土砂災害が起こり、主要道路が寸断され、情報通信が途絶え、人や物資のアクセスが難しくなる可能性があります。そういう意味でも、防災に関する知識だけでなく、地域の方々や、公的機関の方々と協力しながら、『自分たちの地域における防災訓練』に参加して、より一層、防災意識を高めていきましょう。